トライオートFXにてUSD/CAD、AUD/NZD、EUR/GBPの三大陸通貨ペアで運用を行っています。
ルール設定はシンプルなハーフ戦略のみで運用しています。
ポートフォリオとしてMT4のEA(Triple Scalper)を2口座運用中です。
もう一つ別のMT4 EAを試験運用中ですが不調のため停止しました。
トランプショック進行中
皆様ご存知の通りトランプショックによって相場は大混乱に陥っています。
当然僕もその渦中に巻き込まれております。
今のところ何とか大損害は避けていますが、今後どうなるかはわかりません。
最近不調だったEA3号(ドル円)はすでに停止していましたので今回の騒動には無関係でした。
普段は隔週で更新しているFXレポートですが、備忘録を兼ねてここ数日の動きを臨時で報告したいと思います。
4月4日
前日の3日にトランプ関税が発表され、豪ドルが下がり始め、ユーロが上がり始めましたが、この時はまだレンジ内でそれほど影響ないのかな?と思ってました。
4日になり急激に豪ドルが落ち始め、ユーロも急激に上昇を始めました。
トライオートFXのAUD/NZDとEUR/GBPの長らく残っていたポジションがガンガン決済されていきます。
AUD/CADのTriple Scalperも急激に下落を始め、ナンピンでポジションがガンガン積まれていきました。
ロンドン時間に入っても流れが止まらず「これはちょっとヤバいかも」と思いましたが、会社でEAを停止する手段がなく(MT4のスマホアプリではEAが触れない)とりあえず通知を見守っていました。
会社から帰宅する直前にはTriple Scalper(A)の方は証拠金維持率が110%程度まで落ちており、仕方なく重いポジションを損切りしながら何とか家まで帰り着き、EAを停止し証拠金を追加してギリギリでロスカットは食い止めました。
一方トライオートFXのAUD/NZDは溜まっていた売りポジションがすべて決済されましたのでAUD/NZDは稼働を停止しました。
4月7日
土日を挟んで月曜日AUD/CADは窓開けでさらに下落という泣きたくなるような展開です。
Triple Scalper(A)(B)ともに停止のままこの日は様子見に徹しました。
だいぶ値を戻してきたので一過性のものでこのまま復活するのでは?とちょっと期待しましたが夜に入ってまた急激に売られ、元のどん底に戻ってしまいました。
トライオートFXはEUR/GBPのユーロが上がり続け、こちらも一年以上残っていた全買いポジションが決済されてしまいました。こちらも自動売買を停止しました。
マイナススワップがかなり溜まっていたので利益はマイナスですが、最小限のダメージでクローズできたのは幸いでした。
ラッキーだったのはUSD/CADを除きトライオートFXをクローズできたことで、ロックされていた証拠金を引き出すことができ、それをTriple Scalper側に回すことができました。
4月8日
AUD/CADはどん底から少し上げてのスタートとなり、さすがにここが底だろうということでTriple Scalperを再稼働させました。
再度ナンピンのポジションが積まれはじめて、昼休み時にはプラスのポジションが出てきたので、手動で遙か上にあるポジションとできる限り相殺していきました。
ナンピンの早期解消のためにはプラスのポジションは残した方が良いんですが、まずは抱えているポジションを減らして証拠金の負担を減らすことを優先しました。
夜になってまた下落してきたので、EAは止めずに最大ポジション数を減らしてこれ以上ポジションを持たないようにし、終了しました。
4月9日
朝からまたまた下がりはじめ、最安値を更新してヒヤヒヤしました。
何とか持ち直しましたが終日低空飛行のままでした。
ポジション数を固定してしまったのでこの日は何も起きず終了です。
正直、今回のトランプショックで豪ドルにここまでインパクトがあるとは思ってませんでした。
相場が荒れること自体は避けることはできないので仕方ないことですが、やはり相関性の薄いものを複数ポートフォリオとして持つのが大事だなと改めて思いました。
あとはいかにしてダメージを少なくリカバリーするか、いろいろ試してみるしかないです。