50代サラリーマンが海外オフショア投資で1億を目指してみた件

ほとんど世の中に出回っていないリアルな海外オフショア投資の運用結果などを公開しています

「マイメイト」サービス終了

トライオートFXの姉妹サービスであった「マイメイト」のサービス終了が先月末に発表されました。

平素よりインヴァスト証券をご愛顧いただき誠にありがとうございます。

この度、店頭FX取引「マイメイト」のサービスを終了させていただくこととなりましたので、お知らせいたします。
ご利用中のお客様には、多大なるご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申上げます。

マイメイトは、機械学習モデルを搭載したAIエージェントによるFX自動売買サービスとしてお客様にご好評を頂いておりましたが、一方でご利用者数は当初の想定を下回る状態が続いており、AIエージェントを開発・運用を維持するコストを踏まえると、今後もお客様にご満足いただけるサービスの提供を続けることは困難であると判断いたしました。

なお、ご利用中のお客様には継続してお取引いただけるよう、サービス終了時点で預託証拠金および建玉(ポジション)を、弊社の別サービスである「トライオート」へ移管させていただき、建玉を引続き保有、任意のタイミングで決済ができるようにさせていただきます。

一時はマイメイトでの運用も検討しており

offshore-investor.net

AIリピートエージェントも最近導入されたばかりだったのでちょっと驚いたと同時に正直なところやらなくて良かったな・・・と思いました。

 

強化学習AIを用いた取り組みは野心的ではありましたが、あまり結果に結びついていなかったので、やはりFXへのAIの活用は難しいのでしょう。

 

強化学習は、エージェント(たとえばロボットやプログラム)が環境内で試行錯誤を通じて学習し、報酬を最大化する行動を見つけ出すことを目指すAIの機械学習の一分野です。

成功パターンを学習していくとそのパターンに最適化されていく訳ですが、結局のところ相場は不測の事態が起こるため、特定のパターンに寄せてしまうと不測の事態で大損失を出してしまうというところが返ってデメリットになってしまったのかもしれません。

最終的にはリピートエージェントというトライオートFXと代わり映えしないサービスに寄っていってしまったためサービス終了も致し方なかったのかなと思います。

 

もし不測の事態を上手く捌いて損失を最小限にしてくれるようなAIだったらもっと違った結果になっていたでしょう。

 

「マイメイト」は思ったような結果にはなりませんでしたが、インヴァスト証券さんにはぜひ新たなアプローチのシステムトレードを打ち出してくれることを期待しています。

2024年のFXの成績

1月1日時点のFX運用成績

トライオートFXにてUSD/CAD、AUD/NZD、EUR/GBPの三大陸通貨ペアで運用を行っています。

ルール設定はシンプルなハーフ戦略のみで運用しています。

 

ポートフォリオとしてMT4のEA(Triple Scalper)を別途運用中です。

EAの運用に味を占め、さらにMT4 EAを1つ追加し試験運用を始めました。

トライオートFX

Triple Scalper(Fx Trade Analyticsにて集計)

試験中EA2号(Fx Trade Analyticsにて集計)
12月の口座別運用成績
口座 運用原資 確定損益 利益率

トライオートFX

700万円 -408,611円 -5.8%

Triple Scalper

200万円 188,950円 9.4%

試験中EA2号

10万円 38,626円 38.6%
910万円 -181,035円 -2.0%
2024年合計利益
2024年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
確定損益 201,227円 128,989円 115,715円 209,798円 328,629円 215,455円 -306,006円 131,249円 214,486円 229,955円 316,857円 -181,035円 1,605,319円

確定損益計:1,605,319円 利益率:17.6%

トライオートFXはスワップ清算、ポジション整理で立て直し

年末となり利益調整を兼ねてマイナススワップの清算といくつかポジションを損切りして証拠金維持率を回復させた上でレンジアウトしていたAUD/NZDとEUR/GBPの新規注文を再開させました。

特にEUR/GBPのマイナススワップが大きく、結局30万円程度マイナスになりました。

 

USD/CADはFOMCでアメリカが利下げしたものの来年の利下げペース鈍化の予想が出て結局高止まり、手の打ちようがないほどのレンジアウト状態で、今後の見通しも読めないのでしばらく放置します。

 

今年はオーストラリアRBAとイギリスBOEが利下げしてレンジ中央に戻っていくことを期待して待つしかないです。

ロット数が大きいポジションがレンジ中央付近に残っているので、何とかこれらを清算できるかがポイントになります。

Triple Scalperは引き続き好調、新EAは様子見継続

Triple Scalperは好調をキープ。トライオートがダメなのでこちらが好調なことは非常に助かりました。

証拠金維持率も安定しているので今のところ証拠金も追加せず運用しています。

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EA2号はエントリーは少ないですが、結果的には38%の利益率を叩き出しました。

12月中盤はほぼ動きがなかったんですが、25日以降ドル円が動いたところ上手く捉えてくれました。安定して利益が出せるのか継続してテストしていきます。

また平行して別のEAも探していきます。

2024年が終わりました

初めて一年間通してFXを運用した年になりました。

年初から中盤まではトライオートが好調でこれ一本で行けるんじゃないか、と思って証拠金を追加していきましたが、最後に行き詰まってしまいリピート取引の難しさを痛感しました。

 

その代わり9月から再開したMT4のEAはまずまず好調でしたので2025年はトライオートFXを手仕舞いする方向でチャンスを待ちつつ、EAの研究を続けて安定して月間収益200,000円、年間収益2,400,000円を出せる体制を作っていきたいと思います。

KABU&(カブアンド)をやってみた

KABU&は2024年秋にサービスを開始したスタートアップです。

お金配り企画で一世を風靡した前澤氏が、今度は「株配り」を通じて「国民総株主」を目指すという壮大なプロジェクトです。

kabuand.com

というか実は僕は全然知らなくて、つい先日奥さんに「カブアンド募集終了するみたいだよ?」と言われ。

「?カブアンド・・・名前はどこかで聞いたような・・・」

ということで慌てて調べて、これは面白そうだなと思い電気とガス、携帯を契約してみました。

 

前澤氏は、これまでにもZOZOの経営や宇宙旅行事業など、数々の革新的な事業を手掛けてきた訳ですが、近年ではMZDAO(前澤友作とみんなでつくる会社)というコミュニティを通じて新しい事業のあり方を模索していたようです。

KABU&は、MZDAOでの活動を通じて得られた知見も活かされていると考えられます。

 

で、KABU&(カブアンド)ですが、日常生活で利用する様々なサービス(電気、ガス、モバイル通信、インターネット回線、ウォーターサーバー、ふるさと納税など)の利用料を通じて、利用者に株式が付与されるというサービスです。

サービスを利用することで「株引換券」が付与され、それを株式と交換することで、対象企業の株主になることができるということです。

今までポイント還元としてキャッシュバックしていたものを現物の株式でキャッシュバックするというスキームです。

なんとなくストックオプションのイメージに近いのかなと感じます。

 

インフラの固定費は生活していれば必ず支払わなくてはならないので、どうせ払うなら株がもらえて、その上もしかしたら一攫千金が狙える・・・ということならやってみようという気にさせてくれるサービスだと思います。

 

そのサービスの価格ですが、従来の物と同等程度ということなので、純粋により安いサービスを求めている人には向かないです。

 

現在のポイント経済圏はすでに飽和状態でポイント還元率による争いになっています。

これから同じようなポイントによるサービス経済圏を作るのは不毛な争いになるのは目に見えていますので、株の現物支給という新しい発想の経済圏を作ろうというアイデアはさすがだなという感じがしました。

 

仮に上場が成功した場合、現物の株式が手に入る訳ですが、問題はKABU&のビジネスモデルの根幹は、サービス利用者に株式を付与することですので、上場後もこの仕組みを維持できるかが重要になるかと思います。

 

本当にこのサービスが成功するかどうかは分かりませんが、既存のビジネスに新しいアイデアで挑戦しようとする心意気に今回は乗ってみたいと思いました。

 

最初に書いたように12月31日で一旦受付を終了するようです。

今回の決定に至った主な理由は下記のとおりのようです(公式ページから抜粋)。

・想定を上回るサービスのお申し込みにより、第1期募集における株式発行予定数(上限6億株)が需要に対して不足するおそれがあるため
・第1期募集期間中に、複数の株配布キャンペーンを企画しており、その実施に備えて一定数の株式を確保しておく必要があるため
・電気・ガスの11〜12月分の検針がまだ行われておらず、現時点では正確な株式発行需要を見通しづらいため
・ふるさと納税の「年末駆け込み需要」次第で、さらに株式が不足するおそれがあるため

ちょっと煽りっぽい感じがしないでもないですが、内容は筋が通っているので本当にそうなのかもしれません。

RL360 RSP 2024年12月時点の運用状況

運用サマリ

積立期間 4年3ヶ月(51ヶ月)
月額積立額 $3,500
積立額(支払額ベース) ¥19,185,383
積立額($ベース) $141,000
時価総額($ベース) $144,350.39
利益率($ベース) 2.38%
時価総額(円換算) ¥22,778,491($1=¥157.8)
利益率(円ベース) 18.73%

 

ポートフォリオ中のゴールド、アジア、新興国系、インドなどのファンドは軒並み下落しており、全体で利益が下がっています。

 

今月の引き落とし時はドル円は150円ぐらいでしたが、アメリカのFOMCで利下げペースが落ちるとの発表があり、日銀も利上げを見送ったことでまた160円に向かってジリジリと円安が進んでいます。

 

これ以上円安が進んだ場合積立金額の減額も考えていますが、積立金額を増額した分の設立期間終了まで残り5ヶ月は何とか減額せずに頑張りたいと思ってます。

何とかこれ以上円安が進まないことを祈ってます。

Meta Trader4でEA稼働再び(1)

元々FXというものに最初に触れたのはMeta Trader4(MT4)のインジケータ開発を頼まれたからでした。

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それから自作の自動売買プログラム(EA)を開発しては試してみましたが結果が出ず、一旦FXからは撤退しました。

考えて見ればまともに裁量トレードをやったことない人間が勝てるEAを作れるわけがないんですが・・・。

 

いきなりMT4からFXの世界に飛び込んでしまったため、FX運営会社が提供しているシステムトレードの存在に全く気づかず過ごしていましたが、偶然にもインヴァスト証券の「トライオートFX」の存在を知り再びFXの世界に戻りました。

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「トライオートFX」は試行錯誤しながら1年半ほど運用して、それなりの結果は出ていましたが、ここ最近は設定レンジから相場が外れてしまい、かなり収益が落ちてしまっています。

これは完全にレンジの読みを間違っていた僕の問題です。

 

そんな中でリピート取引でない別のロジックのシステムトレードで運用をしてみたいと考えていました。

 

リピート系でないシステムトレードとしてみんなのシストレ、マイメイトなども検討してみましたがどうもピンとこず、

offshore-investor.net

再びMT4のEAを視野に入れて探し始めました。

MT4のEAですが、無料・有料合わせてホントに星の数ほどあって選ぶのが大変です。

 

SNSでの評価が高いもの(月利30%とか)もありますが、信憑性がハッキリしないものも多く、またLINE登録や海外FX業者への登録(アフィリエイト登録)が必須のものが多く、尻込みしてしまいます。

 

このようにMT4用のEAの販売している会社や個人の方はたくさんいますが、情報としてまとまっており、安全に売買できるマーケットプレイスとしてはやはりGogoJungle(通称ゴゴジャン)が有名ではないでしょうか。 

投資家の英知をすべての人に。GogoJungle

このサイトでは販売しているEAに関して、収益率やバックテスト、フォワードテストの記録を公開しており、制作者からのサポートも受けられるようになっています。

 

その中で稼働ユーザー数や実績をチェックして良いなと思ったEAがいくつかありその中の一つが「Tripple Scalper」でした。

レンタルサーバー(VPS)でのMT4運用環境構築

MT4の場合はMT4を動かすPC(サーバ)とEA、MT4対応のFX業者をそれぞれ組み合わせる必要があり、運用するにはFX業者が提供しているサービスとして完成したシステムトレードより格段に難易度が上がります。

 

MT4が止まってしまうと取引が止まってしまうので、絶対に止まらない環境を作るのが最優先となります。

 

もちろん自分のPCで運用することもできますが、FXだと24時間稼働が前提となり、PCで他の作業をすると間違えてMT4を操作してしまうなど問題があるので、FX専用のPCを用意するのが一般的でしょう。

それでも自宅だと停電、故障、災害など予想外の事態が発生する可能性があるので、やはりレンタルサーバー(VPS:Virtual Private Server)を利用するのが良いと思います。

 

サーバーに関してはMT4がWindowsアプリのため、OSとしてはWindowsを選ぶのが一般的だと思いますが、Windowsサーバーは要求スペックが高めでお値段も高めになるため、費用を抑えるため、IT関係でない方にはほぼ馴染みがないと思いますがサーバーの性能が低くても軽くて安定して動作するLinux OS(Ubuntu)で構築しました。

※LinuxサーバでのMT4環境構築に関しては色んな方が記事を書いているので本サイトでは割愛させていただきます。

 

今回は安くてそこそこの性能のKAGOYA CLOUD VPSをまず試してみましたが、どうしても自宅のPCからリモートデスクトップでサーバーのUbuntuデスクトップへ接続できずKAGOYAの採用は断念しました。

 

そこでちょっとだけ値段が高くなりますが、ConoHa VPSの方で再構築し今度はリモートデスクトップの接続もでき、こちらで運用することにしました。

今回契約したのはメモリ 2GB、CPU 3Core、SSD 100GBで一ヶ月1,200円ぐらいのプランです。

おそらくLinuxであればもう1ランク下のスペックでも動作可能と思われますが、MT4を複数稼働することも考えてこのスペックにしました。

ConoHaではちょくちょく割引キャンペーンをやっているので、契約するならそのタイミングを狙った方がお得だと思います。

 

実はConoHaにはLinux OSでのMT4環境構築用のテンプレート「Ubuntu Desktop for FX」があり、素直にこちらを選択すれば簡単に環境が作れたんですがこの存在を知らずにゼロから環境構築してしまいました。

 

VPSなどのサーバの利用の場合、定期的なサーバーメンテナンス(アップデート)が必要になります。

僕は毎週日曜の夜をサーバーメンテナンスの時間と決めてアップデートの適用と再起動を行って月曜日に備えています。

 

MT4での運用の場合、MT4対応のFX業者なら国内、海外問わず利用できるのが最大のメリットですが、国内(金融庁認可)FX業者とそうでない業者は税金の計算が異なるためサラリーマンの場合は特に注意が必要です。

国内業者の場合は申告分離課税で給料とは別になり、いくら利益が出ても20.315%の課税となりますが、海外業者の場合は総合課税で給料と合算されますので累進課税で最大55%の課税になり、さらに社会保険料などに影響が出る可能性があります。

 

本当はハイレバレッジの海外FX業者を利用したいんですが、総合課税になるのを嫌って今のところあえて国内業者を選択しています。

リアル口座で月間平均15%~20%の利益が出ている | GogoJungle