50代サラリーマンが海外オフショア投資で1億を目指してみた件

ほとんど世の中に出回っていないリアルな海外オフショア投資の運用結果などを公開しています

ロバート・キヨサキのキャッシュフローゲーム

金持ち父さん貧乏父さん

投資家界隈では有名なロングセラー本「金持ち父さん貧乏父さん」の著者であるロバート・キヨサキ氏が考案したボードゲームがあります。

 

本の内容としては著者が自分の父親(貧乏父さん)と友人の父親(金持ち父さん)との対比から、お金の稼ぎ方や増やし方を学んでいく物語ですが、ゲームはこの本の内容を実践して学べるようになっています。

 
 
自分もこのゲーム会から投資の世界に入ったクチです。
ゲームとしては投資をしながら上がりを目指すわけですが、出てくる投資としては不動産投資が多く好みが分かれるところではあります。
しかし、それ以上に考え方、マインドという観点でとても勉強になりました。
 
「ラットレース」とは上の著書に出てくる、働いても働いても一向に資産が貯まらない状態のことです。
その様子が、回し車の中で、クルクル回っているネズミに似ているということでそのような言い回しをしています。
つまりこれが我々一般人が給料をもらいながら、必死に生活している姿そのものです。
 
「ラットレース」から抜け出る方法は「不労所得が総支出を超えること」です。
給料をもらったり、売買をすることによってキャッシュを増やすことはできますが、いくら手持ちのキャッシュを増やしても「ラットレース」を出ることはできません。
これがこのゲームの最大の特徴です。
 
また、ほぼ100%借金(銀行ローン)をしないと何も買うことができません(スタート時の手持ちの資金は一ヶ月分の給料だけ)。
つまりレバレッジを効かせるということが大事になっています。
 
初めてこのゲームをやった時はまずこの概念が分からず、何もできずに終了・・・という惨めな結果になりました。。。
僕には「借金して投資する」という概念が全くなかったのです。
 
初めに職業を選びますが、この職業選びも結構重要です。
パイロット、弁護士などはもちろん収入は多いですが支出も多いですので、必要な不労所得の額が高く、ゲーム運びが難しくなります。
 
ゲームに少し慣れてくると、株の売買などで手持ちのキャッシュを増やすことはできるようになってきますが、ゴール条件である不労所得を増やすことが中々できません。
 
ローンを組んで物件を購入すると月々の支払いは増えますが、物件からの収入も増えます。
このバランスをギリギリのラインで取りながらROI(投資利益率)の低い物件はできるだけ高値で売却し、ROIの高い物件をキープして物件を増やしていく、という感じで進めて、利息(10%!)の高い銀行ローンを返済していくと不労所得の割合が増加してきます。
 
リアルな世界でこれを実践できるか、というと正直かなり怖いですが、いくら貯金をしてもダメということ、お金に働いてもらうという感覚を養うには非常に良いツールだなと思っています。

キャッシュフロー101

 

こちらはキャッシュフロー101という初期のもので、現在は公式では販売終了となっており、中古市場でしか手に入らないものになっていますが、あえてこちらをお奨めします。

実際に新版を見たことはないのですが、プレイした人からは新版は単純になっていてこちらの方が面白いという話を聞いています。

また上位版にキャッシュフロー202というゲームもありますが、こちらはまだやったことがないのでいずれどこかのゲーム会に参加してみたいと思っています。