50代サラリーマンが海外オフショア投資で1億を目指してみた件

ほとんど世の中に出回っていないリアルな海外オフショア投資の運用結果などを公開しています

RL360 Regular Savings Planの概要

ざっくりいうとこのプランは途中解約したり、積立額を減額するとかなり損をする設計になっています。

これは開始からおよそ2年は設立ユニットという減額不可能期間(この期間での解約は全額没収)な期間があること、手数料が前半に重く、後半に軽くなっていく、積立完了時に手数料分がボーナスとして補填されるように設定されているからです。

 

当たり前ですが、会社としてはすぐに辞められてしまった場合でも損をしないように、短期解約時のペナルティが大きくなっています。

 

つまり愚直に最低でも10年以上、一定額を積み立て続ける覚悟と資金の確保が必要です。
前半の手数料が重いため、5年目ぐらいまでは運用が良くてもほとんど利益がでない、運用状況により元本割れします。


なのでこの事実を知らずに始めてしまうと、大概の人は「一向に利益の出ないクソ商品」と思って解約してしまいます。

5年程度で解約するとペナルティもあり元本の半分ぐらいしか返金されません(日本の個人年金でも同じだと思いますが・・・)ので「騙されて契約させられて結局損した」ということになります。

これがRSPが批判される大きな誤解の一つかと思います(紹介者が正しく説明しないのも大きな問題)。

 

こんな修行僧のようなプランなんてやる意味ないじゃん、というご意見はごもっともで、以下のポイントにメリットが感じられない人はやる価値はないと思います(このポイントにどんな意味があるかはあえてここでは触れません)。

ポイント
  • 日本の情勢に影響されない
  • 海外通貨での積立(受け取りも海外通貨のまま可能)
  • クレジットカード決済で海外送金
  • 共同名義が可能(配偶者、子供など)
  • 契約期間が最大99年(利益確定は99年後)
  • 3年目以降(標準ユニット)は満期を迎えなくても取り崩し可能

海外投資は儲かる、みたいなイメージを持ってRSPを選択するのは間違っています

ただ利益を考えるだけなら日本で新NISAでの積立をお奨めします。

 

あと僕は積立通貨としてドルを選択していますが、当然ながら為替の影響を受けます。


僕が始めた2020年頃は1ドル106円程度でしたが、昨年あたりから140円から150円で推移していて、当然積立額も1.4倍程度になっています。

$2,500 x 106円 = 265,500円
$2,500 x 150円 = 375,000円

1ドル150円になった時の引落額は正直ビビりました・・・契約時にある程度円安が進むことは覚悟していましたが、さすがに10万円の差になると生活に影響してきます。

 

ただそれでも10年未満では減額や一時停止をしてはいけません。結果的に損をします。

なので為替変動も含めて最後までやり切る覚悟が必要です。

 

僕たち夫婦は将来の生活を賭けて全力で取り組んでいます。これは明確に将来の目標を持っているからこそ続けられるものだと感じています。