売却してから引っ越すか、引っ越してから売却するか
家を売る場合、売買契約をしてから引き渡し日までに引っ越し先を決めるか、あらかじめ引っ越ししてから売却活動を開始するか、のどちらかになります。
双方にメリット・デメリットあるのでまとめてみました。
売却してから引っ越す場合
メリット
- 引き渡しの直前まで同じ環境で暮らせるため、余裕をもって売却活動できる。
- 売却で得た資金(手付金など)を住み替え費用に充てられる。
- 購入希望者に実際の生活のイメージを伝えやすくなる。
- 所有者としてのセールスポイントをアピールできる。
デメリット
- 内見の対応が大変になる。予定を空けたり、掃除や片付けをしたりする必要がある。
- どうしても見せられない箇所があったり、家具や内装で生活感が出過ぎてしまい、購入希望者に悪印象を与えてしまう可能性がある。
- 引き渡し日の自由度が低くなり、購入希望者との交渉が不利になる可能性がある。場合によっては仮住居に待避する必要がある。
引っ越してから売却する場合
メリット
- 内見の対応がしやすくなる(不動産屋に委託することも可能)。予定を調整したり、掃除や片付けをしたりする必要がなくなる。
- 生活感がなくなり、レイアウトのイメージなど購入希望者に好印象を与えやすくなる。
- 引き渡し日の自由度が高くなり、購入希望者との交渉が有利になる。
デメリット
- 仮住まいの費用や二重ローンの負担が発生する可能性がある。
- 空き家になると固定資産税や管理費、修繕積立金などの支払いが続く。
- 住宅ローン控除の適用が受けられなくなる。
引っ越し先を探す
結論としては引っ越し先を決めてから売却する方に決めました。
多少持ち出しが多くなってしまいますが、時間がかかっても納得のいく引っ越し先を見つけたかったことと、空室状態の方が結果的により早く、高値で売れると踏んだからです。
住み慣れた現在のエリアを中心にいくつかの不動産屋から情報をもらいながら、内見したりしましたが、良いなと思った物件はタッチの差で決まってしまったりして、2ヶ月経っても中々決まりません・・・。
これは物件を探し始めて分かったことですが、賃貸情報サイトの情報は全く意味がないことがわかりました。
結局情報サイトには鮮度が古い情報しかなく、連絡しても「契約済」ばかりです。
考えて見ればサイトに掲載されるものは不動産屋が直接捌けなかったものになる訳で良い物件はサイトに載る前に契約されてしまう訳です。
結局、あまり期待してなく後回しにしていた地元の不動産屋に最後の望みを賭けて店舗に行ったところ、「これはどうですか?」と紹介された物件であっさり決定してしまいました!
この不動産屋は地元の大地主が自分の物件を管理するための会社で、その不動産屋が管理している賃貸マンションの少し先に退去予定の物件を紹介されました。
当然ながらこの物件は物件サイトには掲載されない物件です。
地主とその不動産屋を探すのが一番!
引っ越し先も決まり引っ越し準備をしつつ、今度は売却を依頼する不動産屋を探します。
次回に続く・・・