渡航
今回の口座開設のスキームではビザの残存期間が30日以上必要です。
タイの場合ビザなしの滞在期間は30日のため、渡航初日に口座開設すればビザの申請なしに口座開設ができるという訳です。
タイへのフライト時間はおよそ7時間、時差はマイナス2時間となります。
そのため日本を夜中発、タイ早朝着の便を選択し当日朝から行動できるようにしました。
入国からバンコク市内へ
真冬の日本から常夏のタイへの移動のため、荷物を受け取り上着やセーターを仕舞いました。
とは言っても1月は乾期で朝晩はそれほど暑くはなく半袖でちょうど良いくらいの感じです。
5時半着でだいぶ時間があるなー思っていたら、入国審査のゲートがものすごい行列で、結局入国するまで1時間程度かかりました。
入国審査自体はパスポートを渡して指紋を採るだけで、英語のヒアリングが超苦手な僕はかなり緊張していましたが、滞在期間も目的も聞かれませんでした(日本人だからかもしれませんが)。特に入国時に出す書類もなくそのまま通過。
ガイド本に今年から入国料が必要(かも)と書いてありましたが、特に何も言われませんでした。
朝早くてもエージェントさんのところに来ていいよ、とのことでしたので荷物もあり、初めての場所ということもあり、東南アジア版Uberである配車アプリGrabを使って車を呼んでみました。
もちろん通常のタクシーもいますが、英語が得意と言うわけではないので、行き先などがすべてアプリで指定でき、料金が明快なGrabの方を選びました。
車自体はすぐに到着しバンコク、スクンビット地区へ向かいましたが、徐々に渋滞の気配が・・・まだ7時半なんですが・・・。
バンコクの入り口付近からマップの道路表示は真っ赤になり、いきなりバンコクの渋滞地獄の洗礼を受けました。
頑張って迂回路を探しながら走ってくれましたが結局到着まで2時間弱ほどかかりオフィスに着いたときは8時半を過ぎていました。
Grabは配車時に料金が決まるのでメータータクシーだったらいくらになったことか、、、。
Grabでも高速料金は別に請求されるということをどこかのサイトで見かけましたが、結局高速料金も請求されず369バーツ(≒1,500円)で済みました(エージェントさんからは大体高速料金込みで500Bぐらいと聞いていた)。
ちょっと申し訳なかったのでチップを40B追加してお支払いしました。
ここまででまだ一言も英語を話していません。なんて便利な時代になったんだろう。
スワンナプーム国際空港からはエアポートレールリンクという電車があり、30分ほどでバンコク市内に行くことができます。
終点のパヤタイ駅はBTS(バンコクスカイトレイン)と接続しており、バンコク各所にさらに移動することができとても便利です。
バンコク市内は恐ろしい渋滞地獄のため荷物がそれ程多くないならば、僕は電車を推します。
プロンポンに到着
オフィスで歯磨き、ヒゲを剃らせてもらい朝食にスクンビット通り、BTSプロンポン駅隣接のエムスフィアという商業施設に案内してもらいました。
プロンポン駅には駅直結の大型ショッピングモールが3軒建っており、上記のエムスフィア、エムクォーティエ、口座開設をするバンコク銀行エンポリアム支店はこの一つのエンポリアムにあるそうです。
1~2階はフードコートのようになっており、かなり日本から出店している店舗も多いです(ラーメン店だけで2店舗)。
フードコートと言ってもお値段は高めで日本と同等か上、特にスイーツ系は日本よりかなり高い印象でした。
その後日本円をバーツに両替に行きます。
エージェントさんが事前にレートが良い両替屋さんを調べておいてくれてそこで両替しました。
箱形の街中の普通の両替屋さんです。
日本円150万円を渡したら、カウンターのオバお姉さんが「おぉ」という感じ対応してくれました。
10年前は1バーツ=3円程度が現在では4円以上で円は25%も価値が下がっています。東南アジアの発展と日本の衰退を感じます。
1,000バーツ札で10万の束を3束、残りを1束で4束受け取り、いよいよ銀行に向かいます。
次回に続く・・・