50代サラリーマンが海外オフショア投資で1億を目指してみた件

ほとんど世の中に出回っていないリアルな海外オフショア投資の運用結果などを公開しています

タイ銀行口座開設記(1)

第三の通貨で資産を持つ

先日タイ最大手の銀行、バンコク銀行で口座開設を行ってきました。

ja.wikipedia.org

現在、ドルの現金資産の保守用にアメリカのU.S. Bank(元Union Bank)に口座を持っています。

少し前までは世界最強通貨であるドル資産を持っていれば、まぁ大丈夫という感じでしたが、昨今の世界情勢の不安定化でドル一辺倒の動きから脱却する動きが強まっています。

 

そんな情勢もあり円、ドル以外の第三の通貨による資産保全と万が一円が崩壊(それに伴う日本の銀行の機能停止)した場合でもRL360に支払いが続けられるよう支払い元を確保したいと思っていました。

 

実はRL360の支払い元としてU.S. Bankのデビットカードを登録しようとしてみましたが、エラーとなり登録できませんでした(理由は不明、デビットカードがダメなのか、アメリカがダメなのか・・・)。

そのような流れの中でタイで銀行口座とクレジットカードが作れないかを模索していました。

 

シンガポール、マレーシアはすでに移住などのハードルが高くなってしまいましたが、タイはASEANではインドネシアに次ぐ二番目のGDPながらまだ移住などのハードルが比較的低い状態で、政治的にも安定しており今後の成長を考えてもタイバーツで資産を持つのは悪い選択ではないと考えたからです。

 

そんな中、現在RL360とは別の投資案件でお世話になっている方が、タイ法人を設立して周辺サービスを始めるということで、プレオープン案件としてバンコク銀行の口座開設をお願いしました。

 

口座開設に先立って、目的であるRL360の支払い元して認証できるか、という問題をクリアできるかその方のクレジットカードを使って確認しましたが、行けそう(支払いカードとして登録できた)ということで実行に移すことにしました。

 

ちなみにバンコク銀行の口座はあくまでもタイ居住者向けのもので通常海外居住者は開設できないのものです。

裏技(人脈とスキーム)とそのための手配料が必要になりますので、いきなり銀行に行って「口座開設したい」と言ってもできませんので念のため。

事前準備

Union Bankのように書類一つで開設はできないため、当然現地に赴くことになります。

タイには一度も行ったことがなかったので、今回斡旋してくれるエージェントさんの渡航日程と合わせて、観光旅行も兼ねて3泊5日で日程を組みました。

 

口座に関してはU.S. Bankのような奥さんとの共同名義口座も検討したのですが、クレジットカードを作るとなると個人名の方が良いというアドバイスを受け、今回は僕名義だけ口座を作ることにしました。

奥さんの口座をもう一つ作る案もあったのですが、手配料が2倍掛かりさすがにキビシイので今回は断念しました。

 

住所を証明するための国際免許証(パスポートには住所がないので)が必要ということで免許センターへ取得に行きます。

 

あとは口座開設時にタイ国内の電話番号が必要ですのでタイの携帯SIMが必要になります。

携帯SMSでのワンタイムパスワードでの認証になるので、データSIMでなくSMS可能なSIMが必要になります。

 

ローミング不可のタイ国内のみのSIMでも口座開設自体は問題ないですが、帰国してモバイルバンキングで操作しようとした際に携帯SMSでのワンタイムパスワードでの認証になるので、僕はローミング可能なSIMを選びました。

 

SIMに関してはタイに渡航してから購入も可能(あちこちでプリペイドSIMが売っている)ですが、僕は現地でバタバタしたくなかったので、事前にAmazonで購入し渡航前日にローミングで使えることを確認してから渡航しました。

 

いろいろネットで探してタイ大手の携帯会社AIS社のSIM2Flyが良さそうだったのでAmazonで購入しました。

 

こちらのSIMは初期では8日間の有効期限ですが、後からアプリでパッケージの追加購入ができて、電話番号の復活、期間延長や容量追加ができるため、帰国してから口座を操作する(SMS認証に対応する)のに都合が良さそうと判断しました。*1

 

あとバンコク銀行のクレジットカードの仕組みとして定期預金を保証金として預けておくことでクレジットカードが利用可能になるようです。

それを逆手にとって海外居住者でもクレジットカードを持つことができる訳ですね。

 

なので口座開設時にクレジットカードの限度額分の定期預金が必要になります。

決済自体は普通口座から引落されるため、クレジットで決済する金額は別途普通口座に入れる必要があります。

 

今回は150万円を現金で用意して、RL360の二回分の決済を考えて30万バーツ(≒125万円)をデポジットとして定期預金に、5万バーツ(≒21万円)を普通口座に入れることにしました。

 

次回に続く・・・

*1:アプリによるチャージ(トップアップ)は日本のクレジットカードではできない、と検索した各ページには書かれていましたが、普通に楽天カードでチャージできたので追記しておきます。