明るい老後、あるいは自由な人生に向けての資産形成ですが、投資を避けてはとても達成することはできません。
我々も例に漏れず資産形成として積立投資を始めることにしました。
投資系YouTubeや巷のFIRE本で必ず紹介されるのが、楽天証券やSBI証券のネット証券で口座を作りインデックスファンドへの積立を行う方法です。
僕が投資を始めた数年前はもっぱらS&P500のインデックスファンドを奨めていることが多かったですが、最近では全世界株式インデックスを奨めていることが多いですね(S&P500は昨年暴落したせいかもしれません)。
理由としては全世界的には経済発展しているから、全世界に投資すれば良いということでそれは理にかなっているかなと思います。
結論としてはメインの投資先としてオフショア投資商品を選択しました。
オフショア投資商品とは、海外の国や地域で直接金融投資をして資産運用することを指します。
主な投資先は税金がかからない、もしくは税金が少ないタックスヘイブンと呼ばれる海外の国や地域であることが多いです。
オフショア投資は、租税回避のために一部の富裕層が行っているというイメージがあるかもしれませんが、一般の個人投資家向けにもラインナップがあります。
オフショア投資という言葉を聞いたことがない方も多いと思います。
それは日本で認可されていない金融商品のため国内で営業活動ができない(金融商品取引法違反になる)からです(自分からコンタクトして契約することは何の問題もない)。
ほとんどの方は資産形成セミナーなどで知ることになるかと思います。
選択した理由はただ一点で日本の将来に不安があるからです。
日本の証券会社でももちろん海外の株やファンドを買うことはできますが、あくまでも日本国内の管理下に置かれた資産です。
オフショア投資は日本国の管理外に自分の資産を持つ、ということになります。
僕は日本という国が好きだし、できれば一生住みたいと思っていますが、残念ながらすでに人口減少が始まっている国がこれ以上発展するとは考えにくく、経済が落ちていけば通貨(=円)の価値もなくなっていく(円安が進む)と考えています。
また日本は中国、ロシアの目と鼻の先にあり、侵攻しようと思えばすぐにでもできる、ということを認識しておく必要があります(そんなことがないことを祈ってはいますが・・・実際に自衛隊のスクランブル発進が九州、北海道でかなりの回数行われています)。
万が一、日本国内が危機的状況に陥った場合、日本国内にある資産は自由に動かせなくなる可能性が高いです。
そのためにも海外にある程度の資産を持つことが重要だと考えてオフショア投資を選択しました。
もし何も起こらなかったとしても日本でその資産を使って暮らせば良いだけです。
もちろん海を越えた外国に自分の資産を預けることに怖さはありますが、国に縛られないこととのトレードオフなので致し方ありませんね。