海外銀行口座が欲しい!
RL360のオフショア積立投資を始めたと同じ頃3年ほど前になりますが、オフショア積立投資は長期の資産形成目的で簡単にお金を出し入れしたりできないものです。
なので、国外にもう少し柔軟にお金の出し入れができる場所、つまり海外の銀行口座を持つことができないかいろいろ探してみました。
オフショア投資とセットになる代表的な銀行としてはHSBC香港が定番ですが、調べてみると近年はかなり開設が難しい状況であることがわかりました(そこそこの英語力と香港の現地エージェントのアシストがないとかなり難しいという話)。
しかも当時はコロナ禍真っ只中で海外渡航は不可能な状態でしたので、HSBC案はナシとして何とか国内に居ながら開設可能な海外銀行口座を探したところ、三菱UFJ銀行が自身の子会社であるアメリカのUnionBankの口座開設のサービスをしていることが分かりました。
海外の銀行だけど日本法人の子会社のため、日本有事の際のバックアップとしてはイマイチですが、ないよりはマシだろうということと、開設に特に費用もかからない(切手代も不要)ため口座を開設することにしました。
MUFGのUnionBank売却により、現在UnionBank(現U.S.Bank)への取り次ぎサービスは米国ビザを取得して原則90日以内に渡米する人のみとなっています。
口座開設・・・失敗
PDFをダウンロードして、必要項目を記入して返送するだけですが、ここで大失敗してしまいました。
開設する口座に関して、Savings口座とCheckings口座どちらを作るかを指定するのですが、記入例の説明にSavings口座が日本の普通預金の口座、Checkings口座が当座預金という記載があったため、Savings口座のみを申し込んでしまいました。
口座を作ってしまってから実はCheckings口座が日本の普通預金に近く、Savings口座は貯蓄口座に近いことが分かり、さらにChecking口座がないとデビットカードも作れないことが判明しました。
UnionBankのカスタマサポートに電話して、Checkings口座を追加開設できないか聞いてみましたが、再度申し込みをしろと言われてしまい、もう一度やり直す羽目になってしまいました・・・トホホ。
何とかCheckings口座も開設し、デビットカードの申し込みを行い、手持ちの円資金をできる限り移しました。
将来的にはRL360の積立金の受け取り、デビットカードでのショッピングに使えればと考えています。
U.S.Bankとの合併
そして2年あまり経ち、昨年MUFGがUnionBankを売却しU.S. Bankと合併することが発表されました。
今までは日本企業の系列会社だったものが、完全にアメリカの銀行になる訳ですからこれは完全な海外口座を持てることになる訳です。
現在U.S.Bankのオンラインバンキング開設、デビットカードなども受け取り普通に使える状態になっています。