夫婦二人で老後を不安なく暮らすために必要な月額を40万(家賃込み)として考えた場合の資産形成の目標を求めてみます。
本当は90歳まで生きるには資産運用しながら取り崩しを行うにはいくら資産があれば良いか、をシミュレーションしたいのですが、そのようなツールがちょっと見つかりませんでした。
野村アセットマネジメントの
がまぁまぁ使いやすそうだったので、元本を調整しながら探ってみることにします。
年金の制度が現状のまま、インフレがある程度進む、その他ライフイベントがあることも考慮して90歳時点である程度の資産が残っている状態を求めてみます。
投資の年利はやや保守的な3%で設定します。
65歳(定年)まで働くケース
年金の受給額は夫婦二人で月額20万円程度になりそうです。
とすると取り崩し金額を月20万円とすると、65歳時点で資産4,500万円があれば90歳時点で残額500万円程度となりました。
60歳で退職するケース
年金を繰り上げ受給すると減額されますが月額15万円程度になりそうです。
とすると取り崩し金額を月25万円とすると、60歳時点で資産6,200万円があれば90歳時点で残額500万円程度となりました。
55歳で退職するケース
試しに55歳でリタイアするケースを考えてみました。
年金受給の始まる60歳までは無収入になるので、60歳までは月40万円を取り崩し、60歳から月25万円を取り崩す場合、55歳時点で資産7,600万円が必要・・・。
今52歳なので、さすがにあと3年では不可能ですね。
まずは最低目標を60歳で資産6,200万円として定めることにしました。
ただし、これは最低限不安なく生きていくための資産形成です。
一度きりの人生、ただ生きる為でなく、今までできなかったこと、まだ行ったことがない国や場所に行くこと、そんな夢も実現したいです。
投資には複利の効果を活かすために本来は時間が必要ですが、残念ながら僕はそのことに気づくのが遅すぎました。
足りない時間を加速させるには投資金額を増やすしかありません。
60歳で資産6,200万円、さらに上の資産を目指すためのどうするか考えていきます。