少し前になりますが、U.S.BankからForm1042-Sなる書類が送られてきました。
Union Bankの時は送られてこず、今回初めてだったので「何だこれは?」ということで調べてみました。
Form 1042-Sは、米国内国歳入庁(IRS)によって発行される税務フォームで、米国居住者でない者がアメリカ国内で生じた所得に対する源泉徴収証書です。
このフォームは、米国で発生した利息や配当収入などの所得に対して行われた源泉徴収の報告に使用されます。
具体的には、以下のような情報が記載されています
- 2. Gross Income:米国で発生した所得金額
- 3b. Tax rate:源泉徴収率。通常、非居住者には30%が適用されます
- 10. Total withholding Credit:源泉徴収額
また、Form 1042-Sには7aという項目があり、ここに数字が記載されている場合は源泉徴収が行われたことを示しています。
このフォームは、確定申告時に外国税控除を受ける際に、外国所得税賦課を証明する書類としても使用されます。
Form 1042-Sは、毎年3月中旬までに提出される必要があり、受領者には「Copy A」がIRSへ、「Copy B、C、 D」が受領者へ提出されます。
もし源泉徴収された金額がある場合は、還付申請を行うことができます。
送られてきた書類はCopy BとCopy Cの2枚です。
上の通り読み解くと、3b. Tax rateが00.00になっており、7a欄も10欄も空欄でしたのでつまり源泉徴収はされてないということでしょうか。
おそらくこの書類に対して何かアクションしなくてはならないことはなさそうです。
なぜUnion Bankの時は送られてこなかったのか分かりませんが、Union Bank時代はの日本のMUFG傘下だったのでそこら辺が回避されていたのかもしれません。